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2023年05月21日

オンラインセミナーの生産性を劇的に向上させる「3つの技術」とは?

《収益に直結!オンラインセミナーの生産性を向上させる3つの技術とは?》

オンラインセミナーを収益化する為に重要なスキルをお伝えする「ミニツキル」シリーズ。本日は「オンラインセミナーの生産性を向上させる3つの技術」について、お伝えいたします。

 

《生産性を向上させる2つの大前提とは?》

 

前提①:自分と相手、両者がPC画面の前にいるということ

 

オンラインセミナー(オンライン商談含む)は、相手と自分がPC画面の前に座っています。つまり、工夫次第ではオプションが非常に多い(できる事が多い)という事になります。 

 

オンライン商談、オンラインセミナーに対して苦手意識を持っている方は、この前提が抜けてしまっている方が多い印象です。(オプションを使い切れていない)両社がPC画面の前に座っている事実を踏まえ、無数にあるオプション(できる事)を使い切る気持ちで商談に入りましょう。 

 

②言語情報のウエイトを重要視する

 

どのような機会であれ、人は視覚情報から大きな影響を受ける事がわかっています。ただ、オンライン商談の場合、気にしすぎる必要はないと考えております。

 

そもそも、オンライン商談は「目の前」に相手がおらず、視覚情報ではなく「言語情報」にウエイトを寄せざるを得ないためです。つまり、自分が「どれだけ価値のある情報を伝えられるか?」に集中すべきで、相手の表情や目線(視覚情報)に反応してはいけません。

 

ここが崩れてしまうとオンライン商談がワークしないので、本日から視覚情報ではなく、言語情報(どれだけ価値のある情報を伝えられるか?)を最優先事項として商談に入りましょう。

《オンラインセミナーの生産性を向上させる3つの技術》

 

そもそも、なぜ技術が必要なのでしょうか?もちろん、オンラインセミナーやオンライン商談を介して、受注を獲得する事ですためですね。

 

では、どのような技術を実践すれば、受注に繋がるのか?それは「限られた環境で、どうお客様の感情を高めるか?」を真摯に追求することです。

 

つまり、他社がやっていない「商談スタイル」や「オンライン商談の技術」を披露すると、お客様の感情が高まり、受注に繋がりやすいです。オンライン商談に「めずらしい体験」をドンドン盛り込みましょう。

 

他社がやっていないこと「技術」を披露しましょう。「めずらしい体験」はお客様の感情を高め、受注に直結します。

《生産性を向上させる具体的な3つの技術》

 

①商談中にブレイクアウトルームを使う

 

これは、1on1や1対多のオンライン商談の際、効果を発揮します。オンライン商談中にブレイクアウトルームを使う目的は「リードタイム」を短くする事です。

 

通常、提案が終わったネクストステップとして「社内検討→受注可否の回答」となり、回答をいただくまで案件が動かなくなってしまいます。結果的に受注までのリードタイムが伸び、生産性が低下します。

 

なので、一通り商談が終わったタイミングで「5分時間を取りますので、お互い懸念点を洗い出しませんか?」と伝え、相手にブレイクアウトルームに移動してもらい、それぞれ個別に考える時間を設けるのです。

 

5分後に再開し、洗い出して頂いた懸念点をすり合わせるだけで、社内検討の時間が短縮され、生産性は向上します。是非、本日からの商談で試してみてください。


②チャットで簡易アンケート→深掘りする

 

これは、相手が「カメラオフ」で参加している時に効果的な技術です。大企業と商談すると、5名以上の参加者が全員「カメラオフ」という事がザラにあります。

 

やりずらいことは間違いありませんが、チャットを使い、回答を深掘りしていくと商談をハンドリングしやすくなります。簡単なアンケートを用意しておき、商談の中盤頃にチャットで回答いただき、深掘りしていきましょう。

 

「〇〇とご回答頂きましたが、もう少し詳しく伺ってよろしいでしょうか?」
「〇〇とご回答頂きましたが、他にございませんか?」
「〇〇とご回答頂きましたが、やはり〇〇様にとって、〇〇という状態はご負担でしょうか?」

 

このように回答を深掘りしてみましょう。チャット質問+深掘りで商談を活性化し、1商談あたりの生産性を向上させましょう。


③リアルタイム参加型議事録(動的コンテンツの活用)

 

これは、情報を「視える化」し、案件を前進させる為に有効です。案件が止まってしまう理由として、「情報不足」や「提案内容への理解不足」が挙げられます。

 

情報不足で案件が止まってしまうこと防ぐために、オンライン商談の際「共有する営業資料」とは別に「ワード」を開いておいて、


1.課題の優先事項

2.提案を決める先方の判断軸
3.懸念事項etc.

 

を一緒に書き上げていきます。話を伺いながらワードに打ち込んでいくので、話が整理されていき「よくわからないので、商談が止まる」ということが激減します。ぜひ、次の商談からリアルタイム参加型議事録を試してみてください。

 

案件がサクサク前に進みます。

《ハードルの低いところから試す》

さて、ご紹介した3の技術ですが、ハードルの低いところから試していきましょう。

 

①まずは、社内で試す
②慣れてきたら、関係値が高く仲の良いお客様との商談で試す
③関係値が低い、新規のお客様で実施

 

このように「ハードルの低いところ」から試していくと、技術が身に付きやすいです。是非、来週の商談からお試しいただければと思います。