mitsuaki morita

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ミライズ創研

はじめに

オンラインセミナーを導入し、成功した企業へのインタビューシリーズ
今回は、(株)ミライズ総研・代表取締役の森田満昭様にお話を伺いました。

 

顔が見えるだけでは進まないのがコンサルティング

―まずは、貴社の事業内容と提供しているオンラインセミナーの内容をご説明いただけますでしょうか。

 

森田様:ミライズ創研は組織開発、人材開発に関心のある経営者・マネージャーを対象とした「自走型組織変革リーダー養成塾」を提供しています。「オンラインセミナー」では全国のお客様に「自走型組織」の作り方をお伝えしています。

 

【森田 満昭(もりた みつあき)】株式会社ミライズ創研代表取締役、組織変革のプロフェッショナル

1957年、神戸市生まれ。マリストブラザーズ国際学校卒。ロボット開発エンジニアの出身。大手物流システムメーカーで30年開発に携わり、特許17件を取得。54歳の時、「組織の問題で苦しむ人をこれ以上増やしたくない」という想いから、組織変革コンサルタントとして独立起業。業界でも珍しい“経営者を巻き込みながら取り組む組織変革手法”が好評。社員数6000名の建材メーカー(東証一部上場)など、主にものづくり企業の組織変革の支援に従事。

 

―実際にオンラインセミナーを活用して、どのような利点を感じていますか。

 

森田様:手軽なのが1番いいですね。会場でセミナーをやっていた時は「会場の空き状況を参照」したり「実際に予約」したり、セミナー開催に付帯する雑務が負担でした。オンラインの場合、それが一切ないので、URLにアクセスするだけで開催できることを気にいっています。

 

また、参加率が天候や交通状況に左右されない点も良いですね。会場で行っていた時は「雨」や「雪」でお客様がお越しにならなかったり、電車が遅れていることで当日キャンセルされる方も多数いらっしゃいました。そういったことに影響を受けない点は講師にとってメリットです。

 

また、オンラインセミナーに参加する方は「ニーズが顕在化している」方が多いので、セミナー後、個別商談に繋がりやすくなりました。まず、セミナーでお客様のお話を聞いて「では、次回詳しく聞かせてください。」とスムーズに商談に繋げることができています。

 

オンラインと対面の併用で広がる可能性

―オンラインセミナーを活用することで、ビジネスにどのような可能性が広がるとお考えですか。

 

森田様:例えば拠点が国内外に複数あるような大規模なクライアントでも場合でも、別々のところからアクセスして頂いて、お話を一気に進めることが可能です。リアルでお会いしていた時は、調整の都合上、「次回アポイントが3ヶ月先になる」ことも有りましたから、オンラインセミナーを活用した業務変革には、生産性向上の大きな可能性があると思います。

 

コロナ禍になり「オンラインセミナー」に対する社会のイメージはかなり変わったと思います。2023年においては「オンライン」がB2Bコミュニケーションの前提にあり、要所要所で「リアルにお会いする」スタイルが主流かと思います。オンラインセミナーには「ビジネス」そのものを変革する大きなパワーがあると感じています。

 

―ありがとうございます。今後の目標を教えてください。

 

森田様:将来的には社内の誰であっても「オンラインセミナー」を開催できるようにしたいです。現状セミナーを行っているのは私だけなので、社内で講師を増やし、セミナーの回数を増やしていきたいですね。

 

また、オンラインセミナーには「自律型組織を作りたい」といった要望がハッキリしている方が多数参加されます。その方々のご期待に応えられるように自社のサービスを磨いていくことも並行して行います。

 

オンラインセミナーで見込み客は増えていますから、受注数を昨対比で3倍以上にしたいですね。